#受験生の御両親にエールを送ります!

#受験生

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私、ドクター未来は
本当に親不孝な
学生生活と浪人時代を過ごしてきました。
両親にたくさんのお金を遣わせて
反抗期の頃は母親と喧嘩ばかり、
多大なストレスを与えながら、
親のスネをかじり
今振り返ると
どうしようもない甘ったれでした。

今回は
そんな私の懺悔も含め
現在悩まれている
受験生の御両親にエールを送ります!!
大丈夫です!!
私の様な親不孝はそうそうはいません。
私と比べれば
あなたのお子さんはしっかり者です。

このブログが
御両親の悩みの解消につながり、
読んだ受験生が、特に多浪生が
少しでも改心する事を期待します。

#1 私のどうしようもない学生時代、浪人時代
#2 子供はきれい事には惹かれません
#3 ご両親が本当に子供に大学を勧める理由はなんですか。
#4 人生の先輩として、実際に必要となる腹黒い話もして下さい。
#5 悩める受験生の御両親にエールを送ります!

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#1 私のどうしようもない学生時代、浪人時代

私は小学校は
公立の小学校に通っていました。
両親は教育に熱心だったため
塾にも通わせて貰っていました。
当時、塾にいく子供は多くなかったため
塾に行っている分、当たりまえなのですが、
公立小学校での成績は良かったです。
しかし、当時の私は、
両親が塾に通わせてくれたことが凄いのに、
自分の脳みそが凄いと勘違いし、
段々世の中を舐めるようになっていきます。
勉強なんて少しすれば良い成績がとれると
思うようになっていきました。

また、公立の小学校では
様々な生徒がいます。
私立はある程度
育ちの良い子供が集まりますが、
公立は様々な家庭環境の子供がいます。
公立小学校の頃
私は暴走族のお兄さんがいる子供と
仲良くなりました。
暴走族の話、
髪を染める話、
女の子の話をするようになり、
悪い方向に人生観が構築されていきます。
今の子供がどうか分かりませんが
私の学生時代は不良全盛の時代でした。
素行の悪い友達が出来てからは
「かっこ良い」=「不良」という
考えになっていきました。
不良にとって一番かっこ悪いのが勉強です。
これが負の連鎖が始まりでした。
勉強、真面目はかっこ悪いと思い、
それを強要する母親と
喧嘩ばかりするようになったのです。

それでも両親は
愛情を持って接してくれて
何とか塾に通わせて
何とか机にしばりつけ、
偏差値は高くなかったですが
なんとか私立の中学校に
合格させてくれました。

中学生になり、
少しは改心するかと
両親は期待しましたが、
どうしようもない私は、
改心するどころか
さらにクズっぷりを
加速させていきます。

私立は中高一貫なので
高校受験がありません。
そのため中高の6年間は
簡単に進級する事ができるので、
どこまでも
ぐーたらな生活を送れるのです。
しかも、偏差値の高くない
私立の中学、高校は、
ある程度お金のある甘えた子供が
たくさんいるので、一緒に輪になって
ぐーたらしてくれます。
部活もサッカー部に所属しましたが
練習がきつくなると
直ぐに辞めてしまいました。
気が付くと殆ど何の成長もなく、
何にか特段の思い出もなく
気づいたら、あっという間に
中学、高校を卒業していました。
中学、高校は仲間とひたすら
ぐーたら過ごしていたら
いつの間にか卒業していたのです。
ただ、ぐーたらしていたら
卒業していたのです。
不良に憧れていましたが
ケンカも弱く、根性もなかったので
特段の悪さをするでもなく、
気が付いたら高校卒業です(苦笑)
何の思い出もないくらい
ただただ、
ぐーたらしていたら卒後でした(笑)

そして浪人生活の突入です。
さらにクズが加速していきます。
親を一生懸命勉強するからと説得し、
東京での一人暮らしの受験生活の突入です。
そこはパラダイスでした(苦笑)。
親の監視を逃れ、
ひたすら親のスネをかじる
同様の仲間と
ひたすら青春を謳歌します。
時折連絡のくる親の電話には張ってるよと、
どの口が言うのかという言葉を伝え、
ひたすら勉強せずに
青春づくりに励みます。
詳しくは
「医学部に合格するには?頑張れ受験生」
「医学部を目指す多浪生にエールを送ります」
の記事を参照してください。

如何ですか?
あなたのお子さんは
ここまで
どうしようもなくはないでしょう(苦笑)。
それでも、私の両親は、
私を見捨てずに
粘り強く育ててくれました。
両親のサポートのおかげで
6浪でようやく私立の医学部に
合格する事ができました。
これだけ迷惑をかけて
さらに当時私が入った私立の大学は
卒業までに
3000万程度の学費を要しました。
ここまでの
親不幸はあるでしょうか。。。
本当に大、大、大反省です。

以上が私の
どうしようもない学生、浪人時代です。

しかし、
ここからでもV字回復は出来るのです。
今悩んでいる受験生の御両親!!
大丈夫です。
子供を見捨てなければ

絶対チャンスはあります。

#2 子供はきれい事には惹かれません

私の経験上ですが
御両親に知っておいて頂きたいのは
御両親が是非我が子に
この様に育ってほしいと思う人物像は
子供にとってかっこ悪いという事です。

しかし、子供が
両親から勧められる人物像を
かっこ悪いと思う事は
大事な事だと思います。
御両親が子供に勧める人物像は
当たり前ですが聖人君子でしょう。
ただ、子供が本当に純培養で
聖人君子になったら
本当に良い未来が待っているでしょうか?
世の中には色々な人がいます。
学生生活が終わり
社会に出ればなおさらです。
これからはグローバル社会で
様々な人種の人達と
切磋琢磨していかなければなりません。
その時に、純粋無垢な聖人君子で
太刀打ちできるわけがありません。
子供は善悪ともに経験し、
その中で善を選んで
生きていくのが良いと思います。
少し悪いところも知っている人物は
将来仕事で悪い人物と
接しなければならない時も
毛嫌いせず仕事上の対応が出来ます。
だまされたり、
過度に拒絶しなくても済むでしょう。
仕事ではどうしても
素行の良くない人と
絡まなければならない時が来るのです。
社会に出たらサバイバルが待っています。
その時に親のいう事を聞く
純培養の聖人君子よりも
やはり、
善悪様々な経験と友人をもつ人物の方が
より良い未来が待っていると思いませんか。

御両親が
本当に子供に望むべきは
御両親がいなくなった後も自立し、
様々な難関に打ち勝ち生きていく、
強いお子さんなのではないでしょうか。
そのためには
聖人君子だけでは物足りないのです。





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#3 御両親が本当に子供に大学を勧める理由はなんですか。

子供はきれい事には惹かれません。
御両親は理想論や道徳論だけでなく
子供に受験させたい、
この職業について欲しい。
御両親が心に秘めている本当の理由を
子供に話してみてください。
綺麗ごとではない、
ご両親の本心の方が
子供はやる気になるかもしれません。

私が思うに
親が私を医者にしたかった理由は、
綺麗ごととしては
命を守る素敵な仕事という事。
しかし、それ以上に本心は
安定した収入があり、
食いっぱぐれる事がないから
であったと思っています。

両親は伴に歯医者で、
医師の負の側面を知りません。
両親からの綺麗ごとは
私には何の魅力もない、
薄っぺらなものに
感じていたように思います。
子供は鋭敏に
本音と建て前を見分けます。
是非一度、理想論ばかりでなく、
本音の理由を子供に話してみてください。

#4 人生の先輩として、実際に必要となる腹黒い話もして下さい。

私の患者さんで
高名な僧侶の方がおられました。
直ぐに高名な僧侶なのだろうと
分かる容姿と所作の患者さんでした。
今は亡くなられてしまったのですが、
色々な事を学ばせて頂きました。
その方から
「親は年の数だけ
高いところから景色をみている。
子供の見ている景色とは
見えている範囲が違う。
だから、親の言う事は、
子供に理解できないが
正解である事が多い」
との格言を教えて頂きました。
両親は子供の人生の先輩である分、
高い位置から、
より広い視野で物事を見ているから、
より価値のある情報を
伝える事が出来るのです。
この事は、
年を重ねる毎に
意味が分かるようになりました。
仕事につき、
結婚をして、
年を重ねる毎に、
両親が言っていた意味が
後追いで分かるようになったのです。
当時の自分には、
まったく響かなかった事が、
今になってわかる事が多々あるのです。

つまり、
ご両親が腹黒いと思う本心の理由は、
人生の先輩として
高いところからの広い視野を踏まえて
本当は生きていくうえで必要な
真実の理由なのではないでしょうか。
いくら真面目な子供でも
完全な聖人君子には絶対なれませんし、
聖人君子は世の中を生き難いです。
心のこもった真実の本音は
子供を動かす力を
持っているのではないでしょうか。
もしも、
ご両親が綺麗ごとのみを子供に話し、
腹黒い本心を子供に話していないなら
一度考えてみては如何でしょうか。
決して腹黒さ全開で、
腹黒さのみ話をしてと
言っているのではないですよ(苦笑)。
綺麗ごと、腹黒い事の両方を
子供に混ぜて話をするのがお勧めです。

#5 悩める受験生の両親にエールを送ります!

最後に悩める受験生の御両親。
こんなどうしようもない
私からのお願いです!!
受験生が一番ありがたいのは
見捨てないでいてくれることです。
いつの時でも
お子さんを見捨てる事なく
愛情を持って接してあげて下さい。

私の受験の話になりますが
4浪の受験に落ちた時に
両親の堪忍袋の緒が切れて
東京から神奈川の実家に
連れ戻された時があります。
一人暮らしに慣れていた私は
再び両親と一緒の家で
暮らすくらいなら受験を辞めて
何かフリーターでもして
生きていこうと真剣に考えました。
ちょうど両親が
横浜に新築を建てた時で
自宅から塾に通えるだろうとの理由です。
東京の一人暮らしでは
監視がないので
勉強せずに遊ぶので
限界だという理由もあったと思います。
至極当たり前の話ですが、
どうしようもないクズの私は
電話越しで激しく父と揉めたのを
今でも覚えています。
揉めるも何も
親のお金で自分勝手な浪人生活が
許される訳がないのですが
当時の自分は
親が勝手に生んだんだから
育てるのは当たりまえという考えを
全面に出していたと思います。
本当にとんでもない親不孝者です(反省)。
揉めに揉めて、話し合いをする事になり
自宅に帰った時の父の顔は
今でも忘れません。
実家に戻るくらいなら受験はやめるし
二度と家には帰らないと宣言するつもりで
帰った自宅で待っていたのは、
何とも言えぬ
愛情に満ちた目をした父でした。
喧嘩になると思って帰った実家で
愛情のこもった目で
「新しい家を建てた、
この部屋お前の部屋だ」と、
少し、はにかんで言った父の顔をみて、
自分は今でも両親から十分に愛情をもらい
育てられているんだなと思い、
実家に帰りたくない理由が
たくさんあったのですが、
全てをあきらめて実家に帰りました。

その後は、
少しでも早く
自宅を出たいという理由が加わり
2年間で医学部に合格する事ができました。
間違いなく自宅に帰っていなければ
医学部に合格する事はなかったでしょう。

自分が年を重ねた現在は
あれだけ迷惑をかけた自分を
見捨てなかった両親への恩義が強くなり、
今度は自分が恩を返す時だと
思うようになっています。
最近、父の調子が悪くなり、
私が胃カメラを行う機会がありました。
父は私が頼もしくなったと
とても嬉しそうでした。
人生で最大の恩返しが
出来たと思っています。

このような、ろくでなしでも
V字回復して成長しています。
どうか、御両親!!!
お子さんを見捨てずに
愛情を持って育てて下さい。
その愛情は必ず子供に伝わります。
そして一生涯忘れないでしょう。
御両親が困った時に
必ず恩返しをすると思います。


最後になりますが
受験は人生の全てではありません。
人生とは
人生を終えるときに幸せかどうか。
それのみで人生が
上手くいったどうかが
決まるのだと思います。

受験に成功しても
不幸になる人はたくさんいます。
両親が一生涯愛情を持って
育ててもらった人は
少なくとも両親が健在なうちは
絶対に不幸になりません。
どうか受験生を
暖かく見守ってあげてください。
どうしよもない受験生活をおくり、
V字回復を遂げた私からのお願いでした。

今回もブログを最後まで読んで頂き
ありがとうございます。
今回のブログが
悩める受験生の御両親、受験生が
少しでも前向きになって頂ける
きっかけになれば嬉しいです。

では、また次回お会いしましょう!!!

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